2021年7月の函館・青森の旅行記 最終章です。
(まだひとつ観光スポットが残っていますが後日アップ予定です)
往路はANAのマイルを使って特典航空券で羽田-函館(AIR DO運航便)を利用し、復路はFDAで青森-名古屋(小牧)というルートです。
”空港難民”(あるにはあるけど便が少なすぎ)の静岡県民だからこそできる冒険ルートです。
FDAのバースデー割引でチケットを購入
ご存じない方も多いかと思いますのでここで補足しますが、FDA(フジドリームエアライン)は、静岡空港を拠点とする地方航空会社(鈴与という物流会社が母体です)で、2009年の静岡空港開港を機に設立されました。
しかし、富士山静岡空港の利用率がショボイので、気が付けばほとんどの便が名古屋(小牧)発着になってしまいました(苦笑)
静岡空港は何度か見学には行きましたが、搭乗するのはお初です。
チケットは、バースデー割引を利用しました。誕生月であれば半額で購入できます。
とはいえ半額でも青森-名古屋は16000円(冬季は10000円)でした。
直前のタイムセールチケットでオトクにゲットする手もありますが、1~2週間前にならないと発売されないので、確実にチケットを確保して旅をしたい場合は、Web割かバースデー割をお勧めします。このほかにシニア割(60歳以上)もあります。
チケットはFDAのサイトから購入しました。電話での購入も可能です。
レンタカーで青森空港入りの場合の注意点
弘前~黒石、そして浪岡(立ち寄れませんでしたが続100名城 浪岡城スタンプゲット&城跡の傍を通過)を経由して青森空港へ向かいました。
レンタカー会社のスタッフさんから聞いてはいましたが、青森空港に入るには有料道路が必須。原野の中の一本道みたいなところを走りましたが、これで200円?という道路でした。ETCは使えませんのでご注意ください。
まあ、地方にもいろいろと財政状況の苦労があるので仕方ありません。
一方で、青森空港のレンタカーは複数社が一緒に入る形式で、ターミナルビルのすぐ隣にあります。


空港敷地外から送迎という地方空港が多い中、徒歩1~2分でターミナルなのはありがたいです。この形式が増えてくれるとうれしいですね。
青森空港ターミナルのようす
FDAのカウンター
小さいけれど手作り感にあふれていて、スタッフさんも親切でした。
名古屋-青森は1日4往復(コロナ禍で減便あり)。今年で就航10周年だそうです。
キャリーケースを預けたところ、ビニールに入れるか希望を聞いてくださったのでお言葉に甘えて包んでいただきました。
最近はこのサービスを取りやめにする傾向にあるので、これが最初で最後かも!?です。flyteam.jp
青森らしい展示を見て、出発ロビーのある2階へ向かいます
青森空港のカードラウンジ「エアポートラウンジ」
2階のおみやげ屋さんの奥(制限エリア外)にあります。
おみやげ屋さんで教えていただいてたどり着けた、という感じの場所です。
なお、青森空港には空港会社ラウンジはなく、ここ1か所が共用となります。
木がふんだんに利用されて落ち着いた内装で、壁には青森の風景がプロジェクター投影されています。
写真には映っていませんが、パソコン作業用のデスクスペース及び無料Wi-Fiもあります。
中途半端な時間(午後3時頃)だったので、滞在している間利用者は1~2名しか訪れず、ほとんど貸し切りでゆっくりさせていただきました。


コーヒーは豆を挽くタイプのサーバー。また青森名物のりんごジュースもたっぷり飲めます。
出発ゲート
愛媛(松山)と同じくらいで、いわゆるTHE ローカル空港な雰囲気です。
ギフトショップの前にファミマの自販機がありました。小腹が空いたので自販機でサンドイッチを調達しまし搭乗前に腹ごしらえです。
今回の行き先は名古屋(小牧)です。
現在、名古屋空港といえばセントレア(中部国際空港 NGO)のことをさしますが、名古屋(小牧)と表記されているのは旧名古屋空港のこと。
現在は 県営名古屋空港 として営業しています。
国内線(FDA)のみが就航する小さな空港ですが、周囲には航空関連企業や自衛隊、また商業施設やミュージアムもあります。
FDAのカラフルな機体~オレンジに搭乗~
FDAは所有する機体16機(2021.9現在)のカラーがそれぞれ異なります。
初搭乗は何色になるかな~、できれば新しい機体がいいな・・・とかすかに期待していましたが、オレンジ(5号機)でした!
ちょっと古いけど、みかんの国の私にはピッタリの色だわ~(笑)
機内誌には運航中の機体のすべてのカラーが掲載されています。これ、制覇したくなる人もいるでしょうね~(笑)
長くなってしまいましたので、搭乗記は次回に続きますm(__)m