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【冬のスペイン周遊ツアー5】迷路のような古都トレドの街歩き

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2014年2月の冬のスペイン周遊ツアー旅行記です。

マドリッド市内を観光した後は、バスで1時間ほどの古都・トレドに向います。

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マドリッドから途中トイレ休憩をはさみながらバスは進みました。

6世紀の首都だった古都 トレド

トレドは、現在の南フランスからイベリア半島にかけての地域が西ゴート王国だった6世紀頃に首都となった都市。

かつての都であり、日本ならば奈良や京都のような存在でしょうか。ちなみに奈良市と姉妹都市になっています。

現在の人口は8万人ほどですが、城壁に囲まれた旧市街地全体が世界遺産に指定されています。

自然地形を利用した要塞

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街はタホ川にぐるりと囲まれています。

崖を活かした自然の要塞の中に、石積みの城壁が造られています。

日本のお城(石垣)が大好き♡な私、さながら長篠城といったところでしょうか?テンション上がってきました~(^^)v

古都トレドの全景

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トレド市街地に入る前に展望スポットから見た景色です。

この景色は、16世紀にエル・グレコが描いた絵とほとんど変わっていないのだとか。

エル・グレコはこの街を拠点に活動し、多くの作品を残しています。

右に見える大きな建物はアルカサル(城)で、現在軍事博物館となっています。

 

トレド旧市街地の散策

地図を見ると町は迷宮。敵に攻め込まれにくいように複雑に作られているという点では、日本の城郭をもっと複雑にしたような感じです。

正直ここで解散&自由行動ではちょっと不安(-_-;)  というわけで、現地ガイドさんについて街並みの散策です。

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古都なのにエスカレーターがあります(笑)

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歩きにくい石畳に加え、坂道や階段が続きます。

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細い路地が入り組んで複雑な上に、景観保護のためか案内板も少なめ。

散策前にはガイドさんからの重要な注意事項がありました。

「迷子になっても迎えに行かれませんから」・・・ヒェ~

修復されてはいますが、築ン百年という建物が建ち並んでいます。

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地震が少ない土地なので、こんな石造りでも長年持つんです。

写真を撮りながら、必死で集団からはぐれないように歩きます。

大人数のツアーでは、出発時にイヤホンガイドシステムを貸与してくれます。観光地ではだいたいこれをつけてガイドさんの話を聞きながら歩くことになりますが、離れると電波が届かなくなり「ピー」音がしますので、それが目印(>_<)

しかし、前触れもなく突然こんなのが路地からノコノコ出てきます(笑)

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日本のように警備員が交通整理なんてあるわけがないっ。

冬期は観光客も少ないので世界遺産の街並みでも比較的ゆったり歩けます。が、そういう時期だからこそ修復工事などガンガンやっていたりもするので前方注意ですね。

じっと座りっぱなしっていうのは寒いと思うけど・・・

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まもなくトレドを代表する巨大建造物が見えてきます。

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トレドを代表する巨大建造物たち

トレド大聖堂

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元々はイスラム教のモスクだったものを取り壊して作られたゴシック様式のカトリック教会。15世紀頃に完成した建物です。

スペインでは、イスラム教、ユダヤ教、そしてキリスト教(カトリック)が交錯する複雑な歴史をたどっているため、建物もその影響を多大に受けています。

こちらは、スペインカトリックの大司教座という格式ある教会です。日本国内でいうところの比叡山延暦寺(天台宗)のようなところでしょうか。

扉が固く閉ざされていて内部は見学できませんでしたが、ステンドグラスや絵画も有名らしいです。

 

”ヨーロッパ旅行あるある”ですが、1つのツアーで教会も数件巡るので、後で写真を振り返っても結局どれがどの教会がほとんどわからない・・・というわけです。

まあ、最近ではスマホで撮影すれば位置情報がついているのと、さらにGoogle画像検索を使えば、撮影した写真がどこのものだったか大抵わかるので便利な世の中になりましたけど。

サントトメ教会

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エル・グレコの「オルガス伯爵の埋葬」という有名な作品が展示されています。説明を聞きながら見ると、人物描写に趣向が凝らされた面白い絵です。

エル・グレコはこの年(2014年)が没後400年ということで、トレドをはじめ、スペイン各所で記念の展覧会が開催されるようでした。

 

サン・フアン・デ・ロス・レジェス修道院

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左の方を見るとちょっと壁が一風変わっているのですが、それがこちら

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鎖がたくさん吊るされています。これは信者たちから奉納されたものだそうです。日本でいえばお寺の燈籠とか、神社の絵馬とか!?(ちょっと違う、か)
 

ガイドさんの案内で1時間ほどの散策でした。迷わなければ!?(内部見学抜きで)1~2時間ほどで散策が楽しめる街です。

この日の気温は12℃。ダウンジャケットを着ていればポカポカするくらいでした。

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今回は自由行動がなかったためお買い物はできませんでしたが、トレドらしいおみやげ屋さんも見かけました。

トレドらしいおみやげ

マザパン

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アーモンドの粉と砂糖で作った伝統菓子。サントトメという(教会と同じ名前)のこちらのお店が有名。

ディスプレイもおしゃれです。(写真下のものは上生菓子みたいですね)

陶器

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鉄製品(鎧や剣)

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これ買って帰ったら、まず空港で”不審人物”扱いされ別室に呼ばれそうです(爆)
 

観光は、タホ川にかかる橋を渡り、城壁の外に出たら終了です。

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日本の街並みでは見ることができない重厚感のある石造りの街並み。ヨーロッパに来たことをひしひしと感じるわ~と思ったのですが・・・

この砦を見て、ちょっと反応・・・日本の石垣で見たことある!

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角の部分の石積みは、日本のお城の石垣で見られる「算木(さんぎ)積み」と同じ。

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(2017.7 三重・松坂城)石の長辺と短辺が交互に重なることで強度を増しています。

ペルーに行った時も日本のお城目線で見ると共通点が発見できる石積みなどがたくさんありました。

私の頭の構造は”日本史(それも戦国)ファースト”なので、今後もこんな調子で中世の街並みの観光が進んでいくのです。

 

翌日はコルドバへ向かいます。

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