2018年11月 ANAの特典航空券を利用した台湾ひとり旅の旅行記です。
日帰り台中ツアー最終立ち寄り地になります。
彩虹眷村(レインボービレッジ)からはバスで30分ほどで高美湿地に到着です。
”台湾のウユニ塩湖” 高美湿地とは
台中市の西部に位置する清水区にある高美湿地。
港湾エリアでもあるこの「清水区」に静岡県民としては静岡市清水区とダブってしまいます(笑)
Wikipediaによる説明
高美湿地は台湾台中市清水区西部、台湾海峡と大甲渓河口の汽水域にある湿地。一帯は高美野生動物保護区として生態系が保護されている。「台湾のウユニ塩湖」とも称されている。
かつては海水浴場だったが、戦後に台中港北岸で砂堤防が築かれて以降に大甲渓との間に砂礫が堆積し、現在の湿地帯となった。
保護される前には、火力発電所の計画も持ち上がったそうですが、住民の反対により建設は中止となり、現在にいたっています。
水面が鏡のように映る様子がボリビアのウユニ塩湖のようだと人気スポットになっています。
私は、正直ここに行くまであまり期待していませんでしたが、ツアーの中にはここがいちばんの目的という方も多かったようです。
この風車が見えてくると間もなく駐車場です
木の歩道から湿地を散策
駐車場を降りて堤防を越えた先に湿地があります。
日没のタイミングで自家用車や観光バスで大勢の観光客が訪れています。
ここは野生動物保護区、日本でいえば国立公園のようなものでしょうか?
野生動物保護区の看板
台湾固有の動植物が生息しているそうです。
木の歩道
約700メートルの木の歩道が沖に向かって伸びています。
ほとんど1日、バスに乗っているか食べているかだったので、最後に良い運動です(-_-;)
反対方向から
ガイドさんから注意が促されましたが、決められたエリア以外(木道の先端)で湿地に下りることは禁止されています。違反者は罰金となります。
赤白の建造物は灯台、その横は幼稚園だったかな?
歩道からは植物が見えるくらいで、鳥類や動物なんて全然いないよなと思っていたところ・・・
ガイドさんに「歩道すぐ下の砂の中を見て」と言われ、よく見ると
白い小さなカニ発見!
親指の先くらいの小さなカニです。
穴はカニの巣のようです。また写真で気づきましたが鳥の羽のようなものもちらほら。
詳しくはわかりませんがミナミスナガニでしょうか。
11月といえば冬至に向かって日がだんだん短くなる季節。
午後5時前には間もなく日没という景色になってきました。
歩道の終点で海面へ
歩道の終点まで行くと海面に下りられます。
ここで撮影タイムとなりました。準備の良い方はビーチサンダル持参で来ています。
日中は25度を超えていて暑いくらいの台中でしたが、夕方になり海岸沿いということもありかなりの風が出て、肌寒くなってきました。
サンダルは持っていない私は海へは下りず、写真を撮る人たちの様子を撮ってみました(笑)
高美湿地の夕日
風が強く雲も多いため、ウユニ塩湖の鏡面の写真はちょっと無理そう。
そもそも風力発電の風車があるということは、それなりの強風が吹くということなのです。(ほぼ私の地元と同じような気象条件だ・・・)
しかし、風があるがゆえに湿地の砂紋が撮れました~
完璧な鏡面写真を撮る条件としては、下記の点があげられます。
- 天気(太陽と雲のバランス)
- 風
- 潮の干満のタイミング
これをすべて満たすのは難しいと思います。
富士山(ダイヤモンド富士を撮るレベル!?)と一緒ですね~
しかしこの日の朝、台北を出る時には雨でした。
まさか夕日が見られるとは思いませんでしたので上出来です。
やっぱり晴れ女でした、私(*^^)v
堤防から眺める風景も良き
集合時間までまだ余裕があったので、堤防の上に座ってしばらくボーッと海を眺めていました。
近くにいたガイドさんが声をかけてくださり、いろいろとお話もできました。
前日の金瓜石黄金博物館のガイドさんもそうでしたが、気配り上手な方たちでした。
もちろんお仕事ではありますが、気遣いがとても自然体なのです。
毎回、台湾人のあたたかさが身に染みるので、リピートしたくなっちゃうんですね。
台中を後にバスは台北へ。
往路のような渋滞はなく2時間半ほどで台北に到着。帰りのバスでは、ゆっくり寝ることもできました。
こうしてみると何から何まで自分で動かなくても、現地バスツアーを上手に使って効率よく観光地を巡るのもいいものです。
台湾は現地ツアーもリーズナブルに設定されているのでおすすめです。
◆KKday
◆Vertra
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最終日はホテル周辺でショッピングと松山文創園区へ
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