大河ドラマ「青天を衝け」も明治政府編となり、渋沢栄一が静岡にやってきました(^^)v
私は、出演者や歴史を身近に感じることができる「大河ドラマ館」を訪ねるのも好きで、毎年これをきっかけに旅に出ることも。
昨年はコロナ禍とはいえ、6か所中4か所も行ってしまいました。(皮肉なことにすいていてゆっくり楽しめてしまいましたが)
昨年は、ほぼ自家用車で行くことができたのでよかったのですが、今年は首都圏が舞台。
大河ドラマ館があるのは埼玉と東京ということで、この状況下ではムリだなとあきらめていました。
そんな中、大河ドラマの巡回展、それも静岡開催の案内が流れました。
録画して見ていたので、気が付いたらもう行ける日は明日しかない!というわけで急遽静岡まで行ってきました。
県内とはいえ数年ぶりの静岡駅に降り立ち、徒歩で10分弱のNHK静岡放送局へ。
道路の反対側から見ると、行列ができている様子。
昨年のコロナ禍で行った大河ドラマ館のノリで楽勝かと思っていたのですが・・・
そもそも入館無料の上に3連休中。
そして徳川慶喜が静岡にやってきたというドラマのタイミングが相まって、なんと入口では整理券が配布されるほどの大盛況。
スタッフさんのお話では、連休中に朝から並ぶ列ができてしまい、急遽この形なったのだとか・・・ まあ、この暑さで並ばせないようにしてくれたのはGood job。
午後1時くらいに到着し、午後3時の整理券をいただきました。
2時間もあいてしまったので、再び駅に戻って腹ごしらえ
沼津魚がし丼にて。
お手軽な丼屋さんバージョンで、1000円以下でこのボリュームに大満足です。
デパートや駅ビルをぶらぶらして再びNHKへ。
すでに当日分の整理券配布は終了していました。早めに来てよかった・・・
なお、これ以降は、閉館時間までに空きが出れば並んだ順に入館できるという流れでした。私が会場を後にする時にも50名前後が外で並んでいました。
入口では、整理券に書かれた番号順に呼ばれていきます。
ほぼ予定通りに順番が回ってきて、検温、消毒、連絡先の記入をして館内へ。
吉沢”栄一”さんと草なぎ”慶喜”殿が迎えてくれます。
大河ドラマ館を想像していくとビックリなほど狭いフロアでした。
以前、東京駅前の丸ビル1階のイベントスペースで開催されていた巡回展を見たことがありますが、それよりもさらに狭い・・・
30人も入ったら密になりそうなスペースなので、入場制限は仕方がありません。
入口の大きな撮影用パネルからはじまり、出演者や歴史紹介のパネル、衣装、サイン色紙などが展示されています。
なお、館内の撮影はサイン以外は可能です。
大河ドラマ館では「肖像権がぁ・・・」「NHKさんから厳しく言われているので~」とかでこのようなパネルも撮影できないことが多かったのですが、最近は少し緩くなったかな?
余談ですが、ドラマ当初から和久井映見さん演じるお母さんが話す方言「~だに」が気になっていました。「それ、遠州弁だに」って思いました(笑)
調べてみたところ、江戸幕府以降、関東には譜代大名(徳川家康の古くからの家臣)が赴任し、三河や遠江出身が多かったこともあり方言が広がったのかな・・・と推測します。渋沢栄一の育った岡部藩は、初代藩主が浜松出身の安倍信盛という人でした。
ドラマの衣装展示
今回の目玉はこちらですね~
駿府で隠居生活の慶喜は地味な衣装になってしまいましたが、こちらの着物は将軍の風格を感じます。
藍の生産農家という渋沢栄一(吉沢亮さん)の衣装も、素朴ながらこだわりが感じられました。
女性の衣装がないので華やかさには欠けますが、駿府バージョンなので。
館内は、ストーリーのパネルなどをじっくり読んだり、セットのVR体験(足でパッドを操作する)で流れが滞るようでした。
狭いスペースながらも10~20分前後の滞在なので、これは混雑するわけです。
ラストはこちら
明治新時代バージョンの撮影パネルの前で記念撮影ができます。
恥ずかしながらこのドラマを見るまでは、吉沢亮さんという俳優さんをよく知らなくて、どれほどのものかと思っていましたが、素晴らしい俳優さんですね。
間もなく発行される新札をみると、実物より随分美しすぎる栄一だなあ(苦笑)
ところで・・・何か足りないと思ったらあのお方がいないではありませんか!!
「こんばんは徳川家康です」でおなじみの北大路欣也様は???
家康ファンとしてはこれで締めくくってくれたら完璧でしたけどね。
帰りには、クリアファイルやドラマのリーフレットなどをいただいてきました。
クリアファイルは地元の番組のPRとなっています。夕方の番組は地元民放局がベテランアナウンサーや人気キャスターを据えて激戦なので、NHKもPRに必死のようです。
できることなら大河ドラマ館に足を運びたいけれど、今の状況を考えてこのような場があったことに感謝です。残り3か月ほどもしっかり楽しもうと思います。
ちなみに来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では伊豆の国市に、再来年の「どうする家康」では浜松市(静岡市も追随しそうです)で大河ドラマ館の設置が予定されています。
静岡県民としては、近場で大河ドラマ館が楽しめそうで何よりでございます(^^)v
この記事をご紹介するタイミングではすでに静岡での巡回展は終了しています。
青天を衝け全国巡回展はこの後、鹿児島、長野、大阪、奈良で開催予定です。