おでかけ ももよろず

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【札幌の旅】雪まつりの1週間前の大通り公園を歩いてみた

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2023年1月の旅行記です。

私は混雑や渋滞が大嫌いなので、旅は「ずらし旅」をモットーにしています。

3年ぶりに復活した「さっぽろ雪まつり」の開催直前に制作中の雪像を見物してきました。人混みを避けて楽しみたい方におすすめです。

www.momoyorozu.net

 

いつか行ってみたいとは思っていたものの混雑を考えるとどうしてもその一歩が踏み出せませんでした。さらに飛行機もホテルも高騰するのがお約束。

さらに2023年はコロナ禍明けで3年ぶりの開催となりましたが、まだまだ油断ならない状況でした。

それならば始まる直前の雪まつりを楽しもうと閃いてしまいました。

ANAのセールでチケットを購入し、ホテルも旅行割引で激安&クーポン付き。

工事中好き♡な私にとっては雪像の「建設現場」も見られて、いいこと尽くめでした(^^)v

 

何日前から見られる?

雪まつりの雪像建設のスケジュールは大まかにこんな感じらしいです。

  • 1月上旬 雪の運び込み 2023年は1月7日から
  • 1月中旬~雪像制作
  • 2月4~11日 雪まつり開催
  • 2月12日 雪像解体開始

10トントラック1600台分の雪が搬入されるそうです。この搬入をはじめ、雪像制作には自衛隊の方たちの働きが大きく貢献しています。

私が行ったのは1月31日。オープン4日前でした。

雪像の形が見えてくるのはやはり1週間前くらいのタイミングかと思います。

 

大通り公園 テレビ塔から散策スタート

午前11時過ぎから歩き始めました。お天気は晴れのち曇り。

雪まつりは、主会場として大通公園 1丁目から11丁目のエリアで開催されます。

札幌プリンスホテルをチェックアウト後、西11丁目から地下鉄で大通公園駅まで行き散策スタートです。キャリーケースを引いて1時間歩きました。

地理がおわかりの方から「そのまま11丁目から歩けるのに・・・」と言われそうですが、全然位置関係を理解していなかったのでムダに地下鉄に乗ってしまったようです(^^ゞ

 

1~2丁目

この付近は雪像はなく、イベントが行われるスペースのようです。

3丁目付近

市民による雪像エリア。学生さんや企業単位で作られているのでしょうか?

すでに完成形に近いものもあれば、あと4日で大丈夫?というものまで。

私は雪像は作ったことがありませんが、高校の時に地元の砂丘でクラス対抗の「砂の造形大会」というのがあり砂像を作ったことがあります。

作りかたも規模も全然違いますが、クラス全員でワーキャーと楽しかったなぁ。

 

雪道散策にはちょうど良い気候でした。

地元で見たらびっくりな気温ですが、北海道にいると「普通」です。

かなり着込んでいるのと無風なこともあって、歩いていると汗ばんでくるくらいでした。

 

4~5丁目

このあたりから大雪像が登場してきます。

足場などで詳細はわかりませんが、完全に「工事現場」です。

作品の裏側もムダなく活用されていますね。

 

6丁目

北に目を向けると、修復工事中の旧北海道庁舎(赤レンガ)が見えます。

あっちも気になるので行ってみました(笑)

絵がリアルだわ~

なお、6丁目会場は自衛隊のブースや救護所などが設置されたようです。

 

7~8丁目

再び大雪像のエリアです。なお、2023年は全体で大雪像が5つ制作されたそうです。

エンブリー荘

~すべての医療従事者へ感謝を込めて~というコンセプトの作品。

イギリスにあるナイチンゲールゆかりの建物だそうで、すでに上部は完成していました。

 

このあたりには自衛隊の仮設事務所がありました。

 

豊平館

正面からは撮影できませんでしたが、今回見た作品の中で、いちばん完成形に近いものでした。

旧 開拓使直営ホテルの建物で重要文化財。現在は中島公園に移築展示されているそうです。

※札幌市の中島公園は、中島みゆきさんとは関係ないそうです。

www.momoyorozu.net

 

9丁目

市民たちの制作する小雪像のエリア。絶賛制作中の光景が見られました。

左は黙々と作業する外国の方。右はお城!北海道唯一の天守 松前城なのかな?

「銀河鉄道999」ですね。

と思ったら後で完成作品をSNSで確認したら「銀鉄道999」。メーテルが鮭を抱えていました~

 

この辺でタイムアップ・・・というか疲れた~

9丁目付近まで見たところで札幌駅へ向かいました。

 

準備期間中の雪まつり会場歩行について

準備期間中の会場付近は、立ち入りが制限されていて、基本的にはこのような道を歩くことになります。

雪が融けてぬかるんでいたり、一部アイスバーンだったり・・・前日よりも歩くのに神経使いました。

自衛隊の車両を中心に関係者の車も頻繁に出入りするので注意が必要です。

 

まとめ

まさに雪像制作は工事現場でした。

足場が組まれ、ヘルメットをかぶって作業する人たちに、重機も活躍中。

自衛隊の方々も大勢いて、準備期間ならではのレアな風景を楽しむことができまた。

本番では、夜間のライトアップやプロジェクションマッピングなども見られますが、それなりの人混みになるのは必至。

夜の冷え込みや足元の状況を考えると温暖地住みにとっては「初雪まつり」のウォーミングアップにはちょうど良い体験となりました。

 

そして、こんなタイミングで来る観光客は少ないかと思っていたらけっこういました。

すいていて、完成間際の作品も見られてとても良いタイミングだと思いますが、制作している方の邪魔にならないように心がけたいものです。

 

2024年のさっぽろ雪まつりは、従来の規模に戻り 2月4日(日)から11日(日)に開催されます。

www.snowfes.com

 

再びにぎやかなさっぽろ雪まつりのにぎわいが戻ることを期待する一方で、やっぱり混みそうなので、次は「解体現場」を見に行くのもいいかなと思ったのでした~(爆)