2023年1月の北海道札幌の旅。最終章になります。
コロナ禍が収束しつつある1月、雪まつり直前の冬ということで混雑を避けた”ほぼ”ストレスフリーな旅でしたが、最後の最後に新千歳空港でまさかのオチがつきました~
そんな新千歳からの搭乗記です。
札幌駅から新千歳空港へ
あっぱれ晴れ女(^^)v
こんなに良いお天気で、寒くないし、もうちょっと滞在したい気持ちはあるのですが・・・空港内でも見たいものもあるので早々(定刻約4時間)に新千歳へ。
往路は空港バスで札幌市内まで向かいましたが、帰りはJRで。
日中は約15分間隔で空港行の快速列車「エアポート」運行されています。
荒天を除けば時刻表どおり、約40分で到着するので札幌駅近くに宿泊するなら電車一択です。
新千歳空港ターミナル
冬らしい装飾の吹き抜け。
1月下旬平日のターミナルは、修学旅行生などもちらほらいますが、完全にオフシーズンといった感じで楽勝~
今回は市内ではあまり買い物しなかったので、ここで爆買い~
全国の空港の中でも、ダントツ新千歳はお財布がゆるゆるになります。
大規模空港ではおなじみの自動手荷物預け機。
操作ミスでどっかに行ってしまわないかドキドキしながら預ける昭和生まれのオバサンです(苦笑)
きくよ食堂さんにてミニ丼で軽く腹ごしらえ
ここからは「ターミナル探検」という名のウォーキングです。
空港内でプチ工場見学。
前回は稼働していなかった製造ラインの作業を見ることができました。
甘~い匂いがたちこめていて、見ているだけでも飽きません。
さらにぷらぷらと国際線ターミナルの方まで探検してみると、外国人に人気のキャラクターショップが並んでいました。
しかしインバウンド少なめ。振り返るとホテルだけ外国人密度がメチャ高かったです。
今までラーメン道場や北海道グルメのあるレストランエリアしか行ったことがなかったのですが、その先、駐機場に面してフードコートがありました。
羽田空港国際線Tをも上回りそうな規模ではないかと・・・
そのすぐそばにあるエアポートヒストリーミュージアム
入場無料。新千歳空港の歴史や航空会社のCAさんの制服などが展示されています。
さくっと見学して10分くらいです。
制服を見てテンション上がりましたが(スチュワーデス物語をリアルで見た世代です)、半年後に行ったこちらはさらにすごかった。
Superラウンジ(カードラウンジ)
ゴールドカードなどで利用できるラウンジなのでソフトドリンクのみ。
ターミナル内のようすに比べるとラウンジは混雑気味でした。
歩き疲れてちょうどいいタイミングだったので、冷たいドリンクをいただきました。
余談ですが、この日は「大通公園お散歩仕様」の防寒対策をしていた私。ターミナル内を歩いていたら暑くて暑くて・・・ 裏起毛パンツの下に重ね履きしていた厚手のタイツはさすがに空港内のトイレで脱ぎました。
フィッティングボード(着替え用の折り畳み式の台)を備えた個室は助かります。
空港に到着して2時間ほどのターミナル探検と腹ごしらえはこれにて終了!
閑散期のはずなのに保安検査場が大渋滞!
空港ターミナル内の人出がそれほどでもなかったので、30分ちょっとあれば大丈夫だと計算して保安検査場へ。
しか~し!!
なんてこった。修学旅行生の大行列です。
これはヤバい・・・と内心焦っていると、案内スタッフさんから「一般の方はこちらからどうぞ~」という誘導があってやれやれと思っていたもの束の間。
一般レーンに行ってみたらそこも大渋滞。
ホテルも鉄道も、町の中もすいていた閑散期なのに何なんだこれは!!
ターミナル内でも自動荷物預け機も全然すいていたのにどこからこんなに人が湧いてきた!?(私が早めに到着していたせいもありますが・・・)
ただ、繁忙期のような人の多さではなく、私が思うには「冬装備」のせいではないかと。
私は滑らないようにガツガツのすべり止め付きのくるぶし丈の雪靴を履いていきましたが、これアウトです。荷物を機械に通す時に靴も脱ぐよう指示されました。(行きの中部国際空港でも脱ぎました)
さらに分厚いコートを着ていますから、これも脱がなくてはいけません。
慣れた人たちは早々に脱いでいるのですが、レーン直前で促されてあたふたと脱ぎ始める人も多く、そりゃあ混むわけだ。
福岡空港などばスタッフ不足が原因といわれていますが、新千歳の場合はどう考えても利用客側の段取りの悪さともいえます。
これ、年末年始や雪まつりのシーズンだったら恐ろしいことになるんだろうなあ。
手前で掲示やアナウンスしてくれたらと思います。
ANA(NH)712便搭乗
保安検査場通過するのに20分近くかかってしまい全速力はムリなので小走りで・・・
搭乗ゲートに着いたのは定刻12分前でした。もうみなさん乗り込んじゃってます。
とりあえずの1枚。
肩で息をしながら機内に入り、おみやげの入った大きな袋を頭上の棚に入れようとしたもののパンパン。ダウンジャケットたちが膨張しているんですよ。圧縮袋に入れてしまえ!というレベル。
上の写真は到着時に撮影
CAさんに「荷物入らないんですけど」と声をかけても「足元においてください」
いや、そうじゃなくて少しくらいダウンジャケット詰めるとかやってくれないわけ?
足元に置こうにもリュックもあるし、コートだって入らないわけだし・・・
もう一度聞いても答えは同じ。もうちょっと対応策考えるなり、言い方工夫して!
混雑していて(といってもしょせん小型の名古屋便)さらに私のように保安検査混雑で滑り込みもいる中でイライラするのはわかるのですが、あからさますぎ。
欧米系のCAならこんなの日常茶飯事ですが、まさかANAのCAさんがこんな塩対応するなんて悲しすぎます。
頻度は少ないですが、搭乗した中ではANA便が最多の私にとって史上最悪。
国際線は(欧米と比べるべくもなく)総じてレベルは高いし、国内線でも気分を害するような接客は皆無なのがANAの素晴らしいところだと思っていましたが・・・
コロナ禍の間に優秀な方がたくさん去ってしまったのでしょうか。
結局、中央席が空席だったので通路側の方にも断りを入れて荷物をシートベルトで固定しましたよ。(この方法は、以前ANAのCAさんから教えてもらいました)
座ったらもうぐったり・・・
もう外は真っ暗で写真も楽しめないし。
ドリンクサービスをいただき(よほど疲れていたのか写真ないです)、あっという間に愛知県上空。
名古屋(中部)着陸
ターンテーブルはおなじみ矢場とんがお出迎え。
名鉄特急とJRを乗り継いで帰宅しました。
まとめ
冬の札幌旅行記これにて完結です。
雪のある地域への飛行機旅は、自分自身の安全もですが、吹雪などの欠航リスクを考えて今まで避けてきました。
しかし、今回は冬ならではの良さもたくさん発見しました。
屋外観光の自由度が低くなる中、おいしいもの三昧。
せっかく交通費かけていくのに(マイルで無料とはいえ)食べているだけじゃもったいないと思い込んでいましたが、ちょっと考え方改めます。
自信もついたので、また近いうちに雪国への冬旅にチャレンジしてみたいと思います。
しかし、最後に大きなオチがついた冬旅。保安検査場の予想外の混雑は今回学習しました。
みなさまも乗り遅れないように雪国での搭乗の際は余裕を持ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
続いては、4月の熊本・天草の旅の旅行記公開予定です。